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今日もちょっとだけ文学的一日でした [美術]

明日は術後一ヶ月検診です
早いなあ...
もう一ヶ月か
と言う事は、あと5日で休みも終わりって事ね
あ~~仕事行きたくないなあ(-_-)


さて 昨日もチョットした芸術鑑賞の日でした
鑑賞ったってTV番組で、ですけど(^^;)
NHKの源氏も面白かったですが、ここはフェルメールの謎に一票!
前半のモナ・リザの話は、個人的には全くどーーでも良かったので無視
どうも好きになれないんですよねぇ あの絵
どこがいいんだか、サッパリ分かりません
そんな興味のないモナ・リザはほっといて
一番面白かったのは贋作画家のファン・メーヘレンの所でした

シロウトの私が見ると、どうにもフェルメール作には見えない
「エマオのキリスト」と「キリストと悔恨の女」
これらを書いたのがファン・メーヘレン
うん
私は納得するけどね
だって この絵はフェルメールっぽくない...でしょ?
画風、似てますか?
番組でも言ってましたが、色々知ってるが為に贋作と見抜けなかった、と
そう言うものなんでしょうかねぇ
美術にはまっっっっっっっっったく疎い私だから余計そう思うんでしょうけど
それにしたって これは私にはフェルメール作品には見えません

ま、贋作だって言うなら当然客に売ったので詐欺になるわけですが
...売った相手が相手なので....逆に「良くやった!」って言いたくなりました
何たって、売ったのはナチスのゲーリング空将ですよ
あははははは
例え無名作家の絵とはいえ200点と「キリストと悔恨の女」を交換ですよ?
ファン・メーヘレンの書いた贋作と!
も、大爆笑でしょう!!
言葉は悪いけど、ざまーみろ!って感じです
美術館に収蔵されている「エマオのキリスト」の方は、気の毒にって思いますが
こっちはね~~~

あと もう一つ
「絵画芸術」の寓意です
女性が女神クリオを表しているのは納得ですが
描いている人が注目しているのは、実は額に隠された「フェルメール」の署名だった
っていうのは...どうなんでしょう?そうなのかな?
確かに署名がそこに描いてあるなんて、今回初めて知った訳なんですが...
この絵に限らず、寓意画に「これが正解!」っていう説はあるんでしょうか?

確か、昔誰だったか寓意画の為の辞書みたいなものを作った人が居たはず
でもって、それは出版されていた....はず
出来る事なら、今後の参考に読んでみたいです
...寓意画って、奥が深い!

え~っと源氏の方も一言
昨日のは源氏物語絵巻の特集番組でした
が...
金箔の源氏画は、私の趣味ではないなあ と思いました
だって あまりにも描写が露骨で...
着崩した着物はまあ目をつむるにしても、
あの時代、例え女房の所に忍んで行くにしても、冠も付けずに行くか?
人様に頭頂部を見せるのを何より嫌った時代の人間が!
しかも、主人公の源氏よりも武士ばかり描いてるし
な~んか そんな「雅」じゃない源氏画なんて、
私の中では「源氏画」とは言えないな~ って思っちゃいました

そうそう、今日の「その時歴史が動いた」(再放送)も源氏でした
この間のBSで放送した番組も、昨日の番組も、そして今日の番組も
全て源氏の場面は人形が演じてましたが...
いや 上手いね~ ホントに生きてるみたい
だけど...目がない人形ってチョット怖いです(^^;)
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エッシャー展 [美術]

思い立ってエッシャー展に行って来ました
実は、8/23で終わりだと思ってたんですが
電車の中吊り広告をよーーーく見てみたら...
あらやだ 9/23までやってんじゃん~(大汗)
なら折角なので行きましょうかねぇ と

佐倉市立美術館です

PA0_0033.JPG

外見、ちょっとレトロな建物です
京成佐倉駅から7分くらいでしょうか?
行きは上り坂なので夏はツライです(^^;)
入るとすぐ子供のお遊びスペースがあるので
一瞬「間違ったか?」と焦りますが、その奥にチケット売り場とカフェがあります
子供におそれずガンガン進んでドアの先へ進んでください
するとHPに載っていた「彼らは誰?」を発見!

PA0_0030.JPG

なるほどね
中はこぢんまりとしてましたが、思ったより会場内は広く感じました

展示は年代を追って、要所要所に説明もあり分かり易かったです
私の中では、エッシャー = だまし絵 としか認知してなかったのですが
そこに至るまでの過程の作品も展示してあって良く分かりました
それでも、初めからやっぱり人とは違った視点で見てるな~って事は感じられました

展示品の中で 面白いな って思ったのはラテン語の4行詩に付けられた挿絵です
詩と絵が絶妙...と言うか 一体化してるというか 
そうだよね 挿絵ってこういうのだよね と納得できるものというか
挿絵なので全てが直球勝負!
ダイレクトなインパクトで 思わず「なるほど...」と唸ってしまいました

それと バカな私を路程する出来事
版画の横に元となった風景の写真が飾られてるんですが
ん?写真と版画、これじゃ裏焼き状態だよ? と....
お恥ずかしい~~~~!!!
版画だもん
刷ったら左右逆になるじゃん! ねぇ? (^^;)
そのことに、まっっっっっっっっったく気づいてなかった私でありました
穴があったら入りたい あう

1人、赤面しながら、いたたまれなくなりながらも先へ進みます

初めの方の展示で「天地創造の二日目」と言う作品があったのですが
何やら海が北斎のような感じを受けて「浮世絵とか見てないハズなのに?」
と不思議に思っていたのですが、先にあった説明に、
お父さんが来日した際に買って帰ったみたいですねぇ
じゃ 見てるのね 影響受けても納得だ うん

後半の展示に行くに従って平面の正則分割を使った
所謂「エッシャーと言えば」という絵が続々出てきます
トカゲを良くモチーフに使う様に思えたんですが、
何か特別なものがトカゲにはあるんでしょうか?

今回、版画の種類と制作方法の簡単な説明もあったんですが
木材を縦に切ったものと輪切りしたものとあるなんて知りませんでした
学校じゃあ ゴム板だけしかやってないと思うし
木の切り方までは習ってなかったです
ま、義務教育じゃそこまで教えないか(^^;)

「サン・ピエトロ寺院の内部」とか「カルビの松林」「トロペア」あたり
プリントでいいから欲しいなあ と思っちゃいました
こういう感じの絵、好きなんです
家には、「上昇と下降」のジグソーパズルがあるんですが
こういう風景画みたいなのも いいなあ と思いました
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ダヴィンチ [美術]

久しぶりにディスカバリーチャンネルを見ました
たまたま付けたら「ダヴィンチからのメッセージ」という番組を放送してまして
アイロンがけをしながら見てたんですが、結構面白かったです

プライベートコレクションだったダヴィンチの「接吻する幼児キリストとヨハネ」
この絵の真贋を検証すべく、赤外線調査・絵の具の分析・来歴を探っていく
というような内容だったんですが、ダヴィンチの人物像にも迫っていて
グノーシス主義に傾倒していたのでは?という所は特に面白かったです
絵画的には、画面が暗かったりしてあまり好きではないのですが
人物としては、背景が複雑そうで興味があったため
この番組はかなり満足のいくものでした

古い絵画の解説は、自分で調べても限界があるので
TVなどで特集を組んで貰えると大変有り難いのです
あと、洗礼者ヨハネとイエスの格付け?とか、
へぇ~と言うことが多くてビックリしました
当時はヨハネの方が断然知名度が高かったとか、知りませんでしたよ
私としては、ダヴィンチコードよりこういう内容の方がよっぽど面白味があります

そう言えば....
「ルドルフ」で、ルドの部屋の壁に描いてあった絵は聖セバスティアヌスですよね?
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東山魁夷展 [美術]

気がついたら、明日で前期が終わっちゃう~~~!
しからば、急いで行かねば
って事で、仕事が終わってから見に行ってきました
近代美術館なんて、初めて行ったよ ワタシ

夜7時だったにも係わらず、結構見に来てました
見回したら、仕事帰りの人がかなり居たので
平日、8時まで開館してくれるのは、
社会人にはとーーっても有り難い事デス はい


さて...
東山魁夷の絵を見るのは、実はかなり久しぶりです
10年以上前に、長野の美術館で見た以来、かも
...うん たぶん、そう

今回は見たい絵が結構あったので楽しみにしてました
うん! 想像以上でしたよ!
何だろうなあ
この人の絵って、騒がしくないのがいいのかなあ
うるさくないんですよ 絵が
極力無駄なモノを省いてる、ってのがその要因なんでしょうが
それだって、キュビズムとか見てるとどこか騒がしいんですよね~
この差はどこから来るんでしょう
縦と横のハッキリした構図とかも関係してるのかな???

「花明り」とか「冬華」「白夜光」を見てると、
ピンと張った空気を感じるし、
触れちゃいけない光景にも見える
他にも私の大好きな緑の絵、たとえば「曙」や「青響」とかは
ずーーーーーーーっと見ていたいような光景だったり
この人の絵は、どんなに回りがガヤガヤしていても、
絵の辺りは静寂なんですよねぇ
やっぱりどの絵も騒がしくないんです

今回は唐招提寺の障壁画も出てたのですが
圧巻!
これは初めて見たのですが すごい
波の音が聞こえてきそうでした
叶うならば、これは唐招提寺で見たい襖です
入れ物があってこの襖、という本来あるべき形で見たら
また 違った印象を受けると思うんですよ
なので、見れるならば唐招提寺で!

いや~ リフレッシュしました
確かに体はぐったり疲れてるんですが
淀んでた精神はスッキリした様に感じます
無理してでも行って良かったです
さて 後半の展示は何時行こうかしら?
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フランス三昧part2 [美術]

ルーブル展を見終わってから、銀座に移動しました
目的はMMFの「鏡の間 3G天井画」を見に行くこと
一体、どうやって見せてくれるのか?

まずはMMF
思った以上に小さい所でした
3フロアに別れていて、受付→ショップ→企画室になってました
目的場所は3階
エレベーターのドアが開いたとき、一瞬「え?間違えた???」
と思うほどの狭さ(スミマセン!)にビックリ
部屋には男性1人いらっしゃったのですが、
私たちが入ってきたら出て行かれました スミマセン
まあねぇ 8畳間くらいの広さだから...居づらいかもねぇ
なんて思いながら、実は小一時間居た私達(^^;)

お目当ての3Gはパソコンで見る物でした
マウスで角度やら変えて自由に好きなところを見れるわけですが...
これがやっかい
思ったように動かない(^^;)
グルグル動かしていたら、今度は目が回ってくる始末で
ルイ14世とオルレアン公とコンテ公が描かれている場面に行き着くまで
そうとうぐるぐるぐるぐるぐるぐる.......疲れました はぁ...

これの他に、チュルゴーさんの地図とか(売り物だけど)おいてあって
それを見てた方が盛り上がったかもしれません
(とりあえず、現地に行ってるので)
やっぱり地図って見てると楽しい~~~~♪

で、何より収穫だったのはカフェ・ミュザンがあったというサン・ミッシェル広場です
今と場所が違うということで、前回行ったとき「この辺り」だと思う場所には行ったんですが
これがまさにドンピシャリ!
間違いなかったーっ!!
も、ホントにこれが一番の収穫でした うん

ここ、1人ではちょっと入りづらいかもしれませんが
頑張って入ってみる価値はあると思います
入館無料 日曜休館です
詳しくは→ http://www.museesdefrance.org/top.html
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フランス三昧 [美術]

今日は東京都美術館にて「ルーブル美術館展」を見てきました
チケットはもちろん、ベルばらチケットでっす!押忍!
10時半過ぎに到着したのですが、待つこともなくあっさり入場
春休みの土曜日で、今日はお天気もいいから混んでるかな?
なんて思ってたのですが、いやいや全然(^^;)
中も、混んでないとは言えませんが、
それなりに見ようと思えば見える状況でした
良かった~

見ていてふと疑問に思ったこと
よく、テリーヌ入れとか出品されてるじゃないですか?
テリーヌって、私には「長方形の物を1㎝位に切りわけたもの」なんですよ
なので、あの大きい銀器に入れてサービスされる「テリーヌ」とは
はて?どのようなものなのでしょうか????

でもって、あれってまずテーブルにドドーンとセットされ
そこから給仕さんが各人にサービスしてくれるんでしょうか?
それとも、あらかじめサービスしてからテーブルに置かれるのか?
はたまた、あれは一種の「見本」みたいな感じで置かれているのか?
または まーーーーったく違うのか? 気になるところでありますデス
スミマセン
テーブルマナーとかにはとんと疎いもので...(^^;)

あと、タペストリーはどうやって固定されていたのか?とか
最初の方にあったタペストリーに描かれていた人物が
妙に志村けんに似てるなぁ..とか
エッチィングを見ながら
「細かくて腱鞘炎になりそうだ」とか 
まあ殆ど本筋とかけ離れたことを考えながら見て回りました
面白かったけど(*^_^*)

そうそう銀器の蓋に付いている取っ手が
私にはブロッコリーに見えたのですが
正解はカリフラワーでした
...まぁ 正解の範疇かな?(^^;)

あ、そうだ
館内、ちょっと暑かったので喉がカラカラになりました
もう少し設定温度を低くして貰えたら...なんて事も思っちゃいました
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東山魁夷展 [美術]

ぴあ のチラシ置き場で見つけました

東山魁夷展  国立近代美術館
3/29(土)~5/18(日)
http://higashiyama-kaii.com/index.html

おおおおおおおお
そんなの知らなかったぜぃ
これは行かねば!!

行こう行こうと思っていて、未だに行けてない
市川の東山魁夷美術館
ちょっと駅から遠いというのが原因なのですが...
近代美術館なら行ける!
よし!
が、しかし問題はこれ

会期中、展示替があります
前期:3月29日(土)~4月20日(日)
後期:4月22日(火)~5月18日(日)

二度行かねばならぬのか...
内容がそっくり変わるのか?
なら、ここはやはり両方とも見るべきだな
金曜なら夜8時まで開館してるので、仕事帰りに行ってもOKだし
楽しみだなあ~~~~~~


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ベルばらチケット目当て、じゃないけど(^_^;) [美術]

来年、東京都美術館で開催される
「ルーブル美術館展」~フランス宮廷の美~
これに、ベルばらチケットがあるんですよ!!
詳細は↓
http://www.asahi.com/louvre08/info/ticket.html

通常チケットと同じで一般、学生、高校生、シルバーの4種類
当然、ワタシは一般チケット
絵は選べないんだけど、まあ好きな絵なのでいいかな
本当は、学生チケットの絵がいんだけど...
これは仕方ない 選べないんだもんね

と言うことで、早速予約券をget
これで当日 ベルばらチケットと交換してもらえるのね
ふむふむ 面白い企画じゃん
後はいつ行くか...

そうそう、なにやらイベントもあるらしく
チェンバロの演奏会がいいなあ と思ってはいるのですが
来月になってからのチケット発売
って事は....忘れてる可能性、大(^_^;)
まあ、覚えてたらチャレンジしてみましょう


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インカ マヤ アステカ展 [美術]

今日は京都の友達と科学博物館へ行って来ました

えっと鯨を見に行ったわけではなく
「インカ マヤ アステカ展」を見てきました
お盆だから空いてるかな?と思ったんですが、大間違いでした
入場するだけで15分待ち
まあ、ダヴィンチ展に比べたら待ったうちには入らないかもしれませんが
この暑さがね...
屋外でしかも1時半という時間に15分待ち
たかが15分ですが、もうぐったり
で、中に入ってみたら....当然ながら人も一杯(^^;)
展示品を見ながら
「これ、カワイイ」
「でも、これはコワイ! 庭に欲しくない」
「この土器で食事は避けたい!」
など、いい加減なことを言いながら見学

だけど、ホント血なまぐさい文明だなあと....
舌に穴明けて縄を通すなんて、考えただけでも ぶるぶる
しかも、それが王妃の役割ってんなら、私、王妃にはなりたくないかも(^^;)
まあ、当時はそれが常識で普通のことなので、疑問も何もなかったとは思うのですが
今の時代に生きてる私には、到底無理です
「失神して神と交信」なんて、そんなこと出来るのか?????
当時の王様とかに聞けるモノなら聞いてみたいです 
それにしても「信じる力」って、すごいなあ と再認識しました
出来たら、死ぬまでにマチュピチュとかチチェンイッツァとか行ってみたいです
人生観、変わるかなぁ


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ダヴィンチ展 [美術]

今日は国立博物館へダヴィンチ展を見に行ってきました

11時過ぎに着いた時点で、「受胎告知」を見るのに30分待ち
まあ急ぐこともないのでのんびり待っていたのですが
意外に早く会場内には入れました

この絵は、十○年前にウフィツィ美術館で一度見ているので
今回は2度目なのですが....
やっと今日、この絵の見方を知りましたよ
へぇぇ~~~~~~~~
如何に私が絵画に無知だったか!
も、恥ずかしいったら無いのですが ま、それはおいといて

あ、これから行こうかな?と思ってる皆様にアドバイス
「受胎告知」を見る前に、先に第2会場の展示を見ることをお奨めします!
なぜなら、そこでこの絵の見方解説しているからです!
まったくねぇ
それを知らないもんですから、真っ先にを見に行っちゃいましたよ 私
も、何度戻りたかったか...

以下 絵のネタバレ(と言うのか?)含むので畳みましょ

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