ダヴィンチ展

今日は国立博物館へダヴィンチ展を見に行ってきました

11時過ぎに着いた時点で、「受胎告知」を見るのに30分待ち
まあ急ぐこともないのでのんびり待っていたのですが
意外に早く会場内には入れました

この絵は、十○年前にウフィツィ美術館で一度見ているので
今回は２度目なのですが．．．．
やっと今日、この絵の見方を知りましたよ
へぇぇ～～～～～～～～
如何に私が絵画に無知だったか！
も、恥ずかしいったら無いのですが　ま、それはおいといて

あ、これから行こうかな？と思ってる皆様にアドバイス
「受胎告知」を見る前に、先に第２会場の展示を見ることをお奨めします！
なぜなら、そこでこの絵の見方解説しているからです！
まったくねぇ
それを知らないもんですから、真っ先にを見に行っちゃいましたよ　私
も、何度戻りたかったか．．．

以下　絵のネタバレ（と言うのか？）含むので畳みましょ

この絵、確かにマリア様の腕に違和感を覚えてたんですが
どんな風に変なのか？
それはよく分かってなかった訳です

んが！
今日ハッキリしました

この絵も、今まで正面からしか見たことがなかったんです
なので、書見台に置かれた腕に違和感を持って正解だったんです
そう、長く描かれてるんですよ！
それは何故か？
右斜め（それも相当斜めから）見るように設計？されてるから

知らなかった知らなかった！！！
目からウロコですよ！
そうなの？右斜めから見るのね？

と、思ったときにはもうホンモノを見た後でして（＾＾；）
デジタル複製のもので試してみたら．．．．
うぎゃ！ホントだわ～～～～
スゴイってば．．．．
やっぱただ者じゃないです　ダヴィンチ様

私、正直なところ余りダヴィンチは好きな画家ではなく（＾＾；）
でも、部分的に好きなところは有るんですよ？
「受胎告知」で言えば大天使ガブリエルとかは大好きだし
「洗礼者聖ヨハネ」だって妖しくて好きなんですが
いかんせん、暗い
もちっと明るくてもいいんじゃない？くらいな感じだったんです

んが、またここで目からウロコ！
「洗礼者聖ヨハネ」です
恥を忍んで告白します
私、背景に十字架が描いてあるって知りませんでした（＾＾；）
きゃーーー　ごめんなさいごめんなさい！！
と言うか、この絵に背景（と言って良いのか？）が有ることも知りませんでした
マイッタネ　こりゃ一度実物を見ないとダメだね～
って．．．ルーブル所蔵か（＾＾；）
７月にパリへ行くけど、ルーブル行ってる時間は無いってばよ　はははは

さて　他にもダヴィンチと言えば発明品とか色々あるのですが．．．
面白かったのは「円からの楕円の描き方」かな
円周の四分の一の部分に等分に印を付けていき
その印から円の垂線まで水平線を引く
円の横に楕円の長径（斜め線）を引き、その半分に水平線を移動させる
その時、長径に対して水平線を直角の位置に移動する
移動した水平線の端を結ぶと楕円の四分の一が引ける
って感じなんですが．．．．
分かるよ　書き方は理解した
けど、何でこんな方法を思いついたのか？？

さらに、人体均衡図を描くのに、なぜ正七角形が必要なのか？？？
円と正方形とか三角形は．．．．まだ何とか分かるような気もするけど
そこでなぜ７角形が登場する？？？？
分からない
滑車の理論も、分かるけど．．．もう考えたくない
あまりに凄すぎて着いて行けない、情けないジブン
脳みそＭＡＸ
こんな事をずーーーーーーーーっと考えてたダヴィンチって一体．．．
歩き続けて足が疲れた、というより、考えすぎて脳が疲れた感じでした

そんなこんなで、結局江戸博物館は諦めました
行けないよ
気力無いよ（＾＾；）