三軒茶屋 再び！

へろへろ状態の中、本日は三軒茶屋へｇｏ！
「ドリアン・グレイの肖像」を見てきました
なかなか見るのにも体力のいる演目でした
意外です
もちっと楽に見れるのかと思ってただけに
へろへろだったのが、もっとへろへろに（＾＾；）

山本君演じるドリアン・グレイは美しい．．．
例え、デコがちょっとアブナイか？？？とか思ったとしても
キレイ！
銀髪ってのが、ワタシ的には「どうよ．．．」って感じでしたが
キレイなものはキレイなのでヨシ、かな

一幕目はそれ程動きが無く、盛り上がりも今ひとつ無く
こんな感じなのかなあ　とテンションが低かったんですが
二幕目は動きがあって楽しめました
やや　唐突？って感じる箇所もありましたが、
話に動きがあるのは有り難いです

肖像画はあえて描かれてない、というのもいいです
どんな肖像画が描いてあったのか
自分で好きなように想像出来るし
終盤、どう変化したのかも自分で考えられるので
そう言う「物語の余白」を自分で埋められるような気がして良かったです

重くなりがちな内容を、幸和さんが救ってくれてた様な気がします
まあ、何というか　つかみ所がない人物とでも言うのでしょうか？
でも、時に確信を鋭く突いてくる様は、上手いな～と．．．
表面は軽妙なんですけど、その実、裏側は．．．
って感じがして、私は好きでした

ドリアン・グレイを囲む人たちですが
もっと濃い絡み方をするんだとばかり思ってたんですが
想像と裏腹に、結構あっさり目だったのが．．．
ま、ワタシ的には残念だったかな～と思いました
何を期待してるんだ！？って言われても困るんですけどね（＾＾；）

暗転の時とか、場面が変わる時に入るピアノが良かったです
現代音楽っぽい不協和音がこの作品にピッタリです
演奏者はお一人の様ですんで　たぶん大変でしょう
結構激しい曲調だったので、１公演終わるとぐったりかも？
頑張って下さい！！

取りあえず、概略の感想というか思った事はこんな感じでしょうか？
深く掘り下げるには、原作本を読んだ方がいいかも．．．
買えば良かったな