旧海軍司令部壕

今回、那覇へ行って唯一見学してきた場所

旧海軍司令部壕
http://kaigungou.ocvb.or.jp/top.html

初めはひめゆりの塔か平和祈念資料館へ行くか迷ったんですが
レンタカーは借りないし、午後着のフライトだし．．．．
と言うことで、万が一バスが無くても徒歩で帰ってこれるこちらに行くことにしました
ホテルから歩くと3.8kmだったかな？
万が一歩くことになっても、まあ1時間くらいなのでOKだ(^_^)v

一応ホテルで時刻表を貰ってまずはバス停へgo！
バス停は広すぎてどこが発着場所なのかよく分からず
路線番号のあるベンチで待つこと20分
来た来た！
一応間違いないか運転手さんに聞いてみよ～～～～～

「あ～それ、反対側のバス停だわ」

ひょえぇぇ(T_T)
本数がないのに乗り場を間違えたの？
うっわ～～　致命的じゃん！！！

と半ば歩くの覚悟で反対側のバス停へ行き運行表をチェック
え．．．．この先30分もまだ待つわけ(-_-)
とガックリしていた所にバスが！！！
うわ～～～有り難い！遅れてたのね～　神様ありがとう！！
無事、豊見城公園とうちゃ～～～く
念のため、帰りのチェックもしておかないとね～
えっと反対側のバス停って．．．．バス停って．．．え？どこ？？
道行く高校生に聞くも「すみません、おれバス使ってないんで(^^ゞ」
うん　いいよ　わかった！ありがとー
とりあえず坂を登っていくと．．．ありました
ありましたが、時刻表の掲示がない(-_-)
出たトコ勝負か
ま、いいでしょう
（帰りはもの凄くラッキーなことに、バス停に着いたらうすぐバスが来ました！）

さ、気を取り直して壕へ行くのだ！
脇道にはいる所で道路工事のオジサンが
「司令部壕へいくんかい？道、わかるかい？」と声を掛けてくれました
「この先上り坂で大分あるからな～～～がんばれよ～」
．．．え？そうなの？うん　頑張るよ

途中にあったマンション、壁面がかなりのインパクトでした(^_^;)
これなら間違いなく帰って来れそうだし、来てくれる人も分かり易いってもんだ



途中には「これぞ沖縄！」っていう感じのお家もあったり



ホントに、必ず家の門にはシーサーがいるのね
各家々で違ったシーサー君達がいるので、見ていて面白かったです
そんなシーサー見物もしつつ坂を上がっていくと．．．

ビジターセンターに到着



ここから入ってもOKですが、この手前（というか下というか）にも入り口があります
どちらから入っても行く場所は同じです

さて　こちらで入館料を払い、まずは資料館を見学します
写真資料、遺品の展示、司令官の電文、手紙などが展示されています
こちらを先に見学してから、いざ壕へ

入り口から長い階段を下っていきます



着いた先に案内板があります



順路の表示通り進むことにします
壁には掘った時のノミのあとがまだしっかり残っています
どの位の時間がかかったんでしょう
所々に配電碍子（がいし）がありました
電気は思ったよりきていたみたいです



作戦室
ここは漆喰でキレイに塗装（で、いいのか？）されていました





幕僚室
手榴弾が破裂した時の破片で出来た穴が壁に残っています





司令官室







下士官室
玉砕直前、ここはギュウギュウ詰めでみんな立って寝ていたそうです



医療室



非常口



ざっとですが、これで一周です
他にも発電室や信号室、暗号室等々ありました

出口を出ると．．



すぐ脇にはお土産やさんがあったりして、一気に現実社会に戻ってきます



この先をもう少し上ると慰霊碑があります



その反対側からは市街が一望出来ます
もうちょっとお天気がよければねぇ



帰って来てから、習い事の先生に話しをして居た所一言
「何が、あなたをこういう場所へ行かせたのかしら？」
．．．え？
そういえば考えたこと無かったかも
何が？
何がワタシをそうさせるのか？
う～～～ん　何だろう？

別に行かなくても誰も文句は言わないだろうし
誰かに行け！と言われた訳でもない
けど、やっぱり「行っておくべきだ」と思う場所ではあるわけで
．．．．
大元を辿っていくと、アッツ島で玉砕した祖父に行き着くのは確かだけど
それだけじゃない気もするわけで．．．

ん～～～　やっぱり自分でもよく分からないな(^_^;)
ただ、知っておくべき事だとは思うので
たぶんこれからも行く機会があれば行くんだろうな．．．．
日本に限らず海外でも、ね