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目黒区美術館 [美術]

今日は目黒区美術館へ行ってきました
前にチェックしていた「祝祭の衣装展」です

展示は1Fに扇のみを小部屋で展示、2Fに衣装展示をしてありました
ボリューム的には、多少物足りないものはあったのですが
モノがモノだけに仕方ないでしょうか
当時の衣装を間近で見れる、という観点から言えば、良かったかも

展示なんですが、家の中、舞踏会、外出とテーマを決めててんじしてあります
家の中の展示には、下着?ペチコート姿の展示もあり
ドレスの下がどうなっているのか良く分かって面白かったんですが...
出来るなら、これはワタシの勝手なお願いなんですけど
ドレスの着付けを、順を追って展示して欲しかったなあ~ と思いました
ペチコートを着けてコルセットを締めて...というのは分かってたんですが
どうかどうか!更にもう一歩踏み込んだ展示を!
それが無理なら、レプリカで構わないので1体、直に触れる展示を!!
ローブの下がどうなっているのか、もう気になって気になって
裾をめくってみたくて仕方なかったです(^^;)
この後、衣装の復元コーナーに縮小のものではありましたが見本があって
それを見てやっとドレスの仕組みが分かりました
スカート部分って、案外簡単な造りで驚きました
縛るだけだったとは...
で、その上に、ローブを羽織る仕組みだったとはねぇ
劇場で見ている衣装は、胴衣とスカートが別々に別れているタイプだったので
実際もそうだったのかと思ってました

それと、意外と地味な感じがしました
これは自分の先入観のせいだと思います
今まで、ロココ=タカラヅカな世界 と思っていたので(^^;)
それでも、刺繍とか細かい作業がされた生地は素晴らしいものでした
ワタシなら、あんな細かい作業は絶対やりたくありません
ドレスが仕上がるまで、1年5ヶ月ほど掛かってたと説明書きがありましたが
そりゃそうだろう と納得です

しかし、あのドレスはさぞかし重かっただろうと思います
ドレス一面細かく刺繍してありましたからねぇ
おまけに、あのヘアスタイル
冗談じゃありません(^^;)

そうそう、舞踏会がテーマの展示ですが、その中でも色々設定がありまして
凝った?タイトルがついているんですが、
これがまたチョット笑っちゃう位お芝居かかった題で
まるでヅカの場面タイトルの様な感じでした(^^;)

外出のコーナーでは、「ドレスの裾をどうしていたのか?」が分かりました
両脇にスリットが入っていて、そこに下から裾を持ってきて通していたり
裏から紐を通して縛り上げていたりしてたんですね
これは絵だけ見てても分かりませんよ
実際の衣装を見なくちゃ分からない構造です
うん これは面白かった!!

この後はナポレオンの戴冠式、でのジョセフィーヌの衣装展示がありました
戴冠式の絵に描かれていたドレスの復元なんですが
上に羽織っていた赤い...あれ、なんて言うんだ??...テンの毛皮がついた
まあ、それなんですけど(^^;)
これも意外や意外、肩ひも付きだったんですね! ビックリ!!
ホントに絵だけからでは分からない細部が見れて面白かったです

あ そうそう扇の展示ですが
何というか....
当時の扇は、間違ってもワタシの趣味ではありません
ゴテゴテしてて、まるっきり私の趣味ではなかったんですが
当時はそれが流行だったんですよねえ
ワタシなら絶対そんなデザインで注文しないけど ってモノばかりでした
あれなあ、同じ絵が描いてあっても日本の扇の方がスッキリしていて好きです


おぉ そうだそうだ
お友達に聞かれてワタシも疑問に思った事が一つ
革命後、お針子さん達って仕事があったんでしょうか?
受注量って、絶対減ったと思うんですよ
そうなると、パリに掃いて捨てるほどいたお針子さん達はどうやって稼いでいたのか?
ものすご~~~~~~~~く気になります
だって革命時って貴族的なモノは目の敵でしたよねぇ
他に収入源があったのか?
そのあたり、気になります
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